
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p200-201 より)
ヨソヤコエ コレミのウチの
四十八声 これ身の内の
メクリヨク
巡りよく
ヤマイアラネハ
病 あらねば
ナカラエリ
長らえり
スミエのヲキナ
住江の翁
コレオシル
これを知る
ワカヒメサトク
ワカヒメ聡く
(解説)
四十八音の声が 体の中の巡りを良くする。
巡りがよくて病がなければ長生きをする。
住江の翁はこのことを理解していました。
住江の翁というのは、ワカヒメさんの養父カナサキさんのことです。
ワカヒメさんも聡明でした。
(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)
(感想)
この原文には濁点がありません。
適宜濁点を入れて読むと
現代人でもほぼそのまま理解できる内容です。
まあ、ヨソヤと聞いて48を思い浮かべるのは大変ですけど(笑)
しかし、このヨソヤは数詞文字ではないようです。
まだよく実感としてはわかっていませんが、
「エ」と「ヱ」は、ここでは厳密に使い分けられているのだと感じます。
助詞の「ハ」が、「病あらねば」の最後でも使われているのが興味を引きました。
(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。
【ホ1-01】~【ホ1-12】キツのナと、ホムシサル、アヤ
に関しましては
当初、yahooブログにて公開していたものを転記いたしました。