
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p204-205 より)
コノウタお
この和歌を
ミソメお マテに
三十女を両手に
タタツマセ
佇ませ
オノオノトモニ
各々共に
ウタはシム
詠は強む
イナムシ ハラフ
稲虫 祓う
ワカのマシナイ
ワカの まじない
(解説)
解説の必要はないですね。
「ミソメをマテに」は30人の女性を(ムカツ姫の)両側に
ということだと考えますが、
左右それぞれ30人なのか、
左右それぞれ15人なのか、悩みますw。
「ウタハシム」の「ハ」が助詞の「ハ」というのが少し気になります。
音だけで聞くと「詠わせる」の意味と取れるのですが、
助詞の「ハ」だと「ウタ」=「シム」と考えるのかなぁ?
よくわかりません。
ここでは、ホムシ、ホオムシではなく、イナムシと言ってますね。
この言いかえの理由もよくわかりません。
「ワカのマシナイ」の「ワカ」は、ワカ姫の「ワカ」だと思います。
「和歌」であれば、「ワカ」ではなく「ウタ」と言ったのではないかと。
(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)
(感想)
ミソメを三十路の女と解釈したらまずいんだろうなw
この女性たちは現地調達?
何故、男では駄目なのだろう?
老若男女皆で詠ったわけではなく、
何らかの能力の備わった女性が詠ったということか?
(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。