【ホ1-29】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p208-209 より)


カエラネは

返ら根は

コトノハナクテ

言の葉無くて

マチタマエ

待ち給え

ノチカエサント

後 返さんと

モチカエリ

持ち帰り

タカマに イタリ

タカマに到り

モロに トフ

諸に問う

カナザキ イワク

カナザキ曰く


(解説)

さて、ワカ姫さんの突然の愛の告白にアチヒコさんが焦りまくっている場面なのですが、「カエラネは」をどう解釈しましょうか?
お断りしようと思うのだが、返す言葉がなくて
「ちょっと待って下さい。」ととりあえず言う。
後ほど、お断りしようと、持ち帰り
タカマに戻って、皆に相談してみる。
カナザキが、言うことには………
しかし、個人的にいろいろな人に相談したというよりは、
皆にぶちまけた。といった雰囲気です。
カナザキはワカ姫の育て親さんですが、
以前に登場したときには濁点は無しでした。
何か意味があるのでしょうか?謎です。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

普通に読んで、
それなりに意味は通じるのですが、
細かいところにこだわると、
「?(はてな)」の嵐になります(笑)


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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