【ホ1-09】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p200-201 より)


カナサキに キツサネのナの

カナサキに キツサネ(東西南北)の名の

ユエおコフ

故を乞う

ヲキナのイワク

翁の曰く

ヒのイヅル カシラはヒカシ

日の出づる頭は東

タケノボル

タケ上る

ミナミルミナミ

皆見る南
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(解説)

カナサキさんに(ワカヒメさんは)
キツサネ(東西南北)の名の由来を尋ねました。
翁(=カナサキさん)が言うことには
日の出づる頭は、「ひ」のいづる「かし」らで、東
「タケ上る」は、太陽が南の空に高く昇っていくことを
意味していると思うのですがよくわかりません。
解説文では、
「南は、明るくなって皆の顔が良く見えることから、
ミナミル、で、ミナミと呼ばれます。」と書かれていました。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)

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(感想)

カナサキさんと呼んだり、翁と呼んだり、
何かルールがあるのでしょうか?
ちょっと興味をひかれます。
「ひがし」「みなみ」の呼び方の説明で、
キツサネのキは東で、サは南なんですが、
キやサの説明ではなさそうです。
ヒのイヅルの「ヒ」は、太陽を表すヒの字。
ヒガシの「ヒ」が、普通の「ヒ」です。
ヒのイヅルの「ヅ」および、タケノボルの「ボ」は濁音が付いています。


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


【ホ1-01】~【ホ1-12】キツのナと、ホムシサル、アヤ
に関しましては
当初、yahooブログにて公開していたものを転記いたしました。

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