
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p200-201 より)
カナサキに キツサネのナの
カナサキに キツサネ(東西南北)の名の
ユエおコフ
故を乞う
ヲキナのイワク
翁の曰く
ヒのイヅル カシラはヒカシ
日の出づる頭は東
タケノボル
タケ上る
ミナミルミナミ
皆見る南
(解説)
カナサキさんに(ワカヒメさんは)
キツサネ(東西南北)の名の由来を尋ねました。
翁(=カナサキさん)が言うことには
日の出づる頭は、「ひ」のいづる「かし」らで、東
「タケ上る」は、太陽が南の空に高く昇っていくことを
意味していると思うのですがよくわかりません。
解説文では、
「南は、明るくなって皆の顔が良く見えることから、
ミナミル、で、ミナミと呼ばれます。」と書かれていました。
(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)
(感想)
カナサキさんと呼んだり、翁と呼んだり、
何かルールがあるのでしょうか?
ちょっと興味をひかれます。
「ひがし」「みなみ」の呼び方の説明で、
キツサネのキは東で、サは南なんですが、
キやサの説明ではなさそうです。
ヒのイヅルの「ヒ」は、太陽を表すヒの字。
ヒガシの「ヒ」が、普通の「ヒ」です。
ヒのイヅルの「ヅ」および、タケノボルの「ボ」は濁音が付いています。
(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。
【ホ1-01】~【ホ1-12】キツのナと、ホムシサル、アヤ
に関しましては
当初、yahooブログにて公開していたものを転記いたしました。