【ホ1-15】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p202-203 より)


カエルキタ

帰る北

ネよりキタリテ
ネにカエル

ネより来たりて
ネに帰る

キはハルワカバ

木は春 若葉

ナツ アオバ

夏 青葉

アキ ニヱモミジ

秋 ニヱ紅葉

フユ オチバ

冬 落ち葉

コレモ オナシク

これも同じく


(解説)

「帰る」に対応するのが西の次の北になります。
キツサネのネに始まってネに終わることになります。
樹木に関しても同じことがいえます。
木は
春 若葉
夏 青葉
秋 ニヱ紅葉
冬 落ち葉

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

キツサネが、空間的な四方を意味するというよりは、
時間的な1サイクルを意味しているように感じます。
ニヱモミジがモミジを意味していたのか、紅葉(こうよう)一般を意味したのか?


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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