
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p204-205 より)
キはヒガシ
木は東
ハナハも ミナミ
花葉も南
コノミ ニシ
木の実 西
ミお ワケオフル
実を 分けおふる
キノミ ユエ
木の実ゆえ
キミはオメカミ
君は雄雌神
(解説)
最初の「キはヒガシ」の「キ」は、
「キツヲサネ」の「キ」ではなく、
樹木の「木」と考えられます。
樹木の各部分を東南西に対応させています。
「そんなものか」で済ませば、そのまま読み流せますが、
意味をはっきりさせようとすると一歩も先に進めない気になります。
たとえば、「コノミ」と「キノミ」は同じ意味なのか、微妙に違うのかとか。
「木の実ゆえ」の「ゆえ」は、因果関係を表わしているはずだが、
「木の実」と「君は雄雌神」の関係がよくわからないとか
(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)
(感想)
「キ」と「ミ」が取り上げられました。
「キ」は男神。
「ミ」は女神。
イサナキのキは男神を意味し、
イサナミのミは女神を意味していたんですね。
(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。