【ホ1-19】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p204-205 より)


アルカタチ

ある形

ツグル イサワの

告ぐる イサワの

ヲヲンカミ

ヲヲン神

アマの マナヰに

天のマナイに

ミユキ アト 

御行き後

タミの ナケキに

民の嘆きに

ムカツヒメ 

ムカツ姫

イソギ キシイに

急ぎ キシイに


(解説)

その有様を告げるイサワの
ヲヲン神(アマテルカミ)は
天のマナイに御行き後で不在
民の嘆きに応えるために
アマテルカミの正妻のムカツ姫は
急ぎキシイに行かれた。
天のマナイは山陰地方だそうです。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

前は「キシヰ」だったのに、今度は「キシイ」になっている?!
と、ちょっと気になったりします。
さて、「タミノナケキニ」は「民の嘆きに」でいいと思いますが、
(1)これは、キシヰからイサワに来た人たちがヲヲン神の不在を知ってなげいいているのか?
(2)それとも、穂虫の被害でキシヰの民が嘆いていると、告げられたのか?
しかし、ヲヲン神というのは民に頼られていたのですね。


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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