【ホ1-24】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p206-207 より)


オンタカラ

御田から

ヨロコビカエス

喜びかえす

キシヰクニ

キシヰ国

アヒの マエミヤ

アヒのマエ宮

タマツミヤ

タマツ宮

ツクレはヤスム

造れば休む

アヒミヤお

アヒ宮を

クニカケと ナス

国懸となす


(解説)

オンタカラは、御宝で、民(国民)を意味するという解釈もあるようです。
私は、ここは、素直に
稲虫の去った田んぼから、
喜びに沸きかえるキシヰ国の人々
くらいの意味でいいのではないかと考えています。
稲虫祓いの御礼に、キシヰ国の人々は、
アヒのマエ宮とタマツ宮を新しく造ることにしたそうです。
ムカツ姫さまにアヒのマエ宮を
ワカ姫さまにタマツ宮を
アヒのマエ宮は、以前からあった、
アヒ宮の隣に造られ、
現在も日前神宮(アヒのマエ宮)と
国懸神宮(アヒ宮)とが並んで建っています。
「アヒのマエ宮」の「ヒ」は、特殊文字です。
縦棒のかわりに、御日様のイメージが描かれています。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

民の喜ぶ様子が伝わってくるような文章です。
クニカケにどんな意味があるのかが少々気になります。
表面的には単なる名前の変更ですが、何は意味があるはずなので。


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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