【ホ1-27】キツのナと、ホムシサル、アヤ


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(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p206-207 より)


キシイコソ

キシイこそ

ツマお ミキワニ

妻を ミキワ(身際、御際)に

コトノネの

言の根の

トコに ワキミお

床に ワキミを

マツソ コイシキ

待つぞ 恋しき


(解説)

ワカ姫さんがアチヒコさんに贈った恋唄です。
57577の和歌です。
ちょっとした仕掛けのある和歌なのですが、詳細はまた後ほど。
参考サイト
ワカ姫の恋、和歌(ワカ)初め では、

「紀州にいらっしゃい。
私は貴方の妻になっていつも御身(おんみ)の近くで
琴を奏(かな)でてさしあげましょう。
寝床ではいつも我君(わぎみ)を
恋しい思いでお待ちしています」

と訳されていました。
ミキワは、「御身のそば」という意味で良いと思います。
「この頃、琴なんてあったのかな?」と思ったのですが、どこかにワカ姫は琴の奏での名人であるとの記述があるようです(未確認)。
個人的には「言の葉」に対する「言の根」で、本心とか思いとか、言葉の根となる心のことか思ったのですが。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

うーむ。
原始、女性は太陽であったw


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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