【ホ1-32】キツのナと、ホムシサル、アヤ


209
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p208-209 より)


とウタエば

と歌えば

カゼヤミ フネは

風止み 船は

ココロヨク

快く

アワに ツクナリ

阿波に着くなり

ワカヒメの

ワカ姫の

ウタも ミヤビお

歌も 雅を

カエサジと

返さじと

モフセは キミの

申せば 君の


(解説)

と歌うと、風も止み、
船は軽快に走り四国の阿波に着きました。
ワカ姫さんの歌に関しても、
ワカ姫さんのアチヒコさんを思う気持ちを断ることは出来ません。
とカナサキさんがいうと
君(アマテルさん)が

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

雅は、ワカ姫さんのアチヒコさんへの恋心と解釈するのが良さそうです。
「返さじ」は、これだけ読むと、
「返そうとする」という意味かと思いましたが、
文脈的には「返すことは出来ない」と解釈するのが良さそうです。


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


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