【ホ1-05】キツのナと、ホムシサル、アヤ


109
(原文池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」展望社 :p200-201 より)


メはカツキ

女の子は被衣

コトバおナオス

言葉を直す

アワウタお ツネにオシエテ

アワウタを、常に教えて


(解説)

前の行の「雄は袴」に対して、
ここでは「雌は被衣」。
NET辞書を引くと、
(1)平安時代以降、身分の高い家の婦女子が外出する際、顔を隠すため頭から衣をかぶったこと。
とありました。
はてさて、平安時代以降なのか?神代からなのか?
そして、まずは言葉の教育が始まる。
助詞の「を」の代わりに「お」が使われているようです。
「オシエテ」は、「教えて」で、
「ヲシテ文字」の「ヲシテ」にも通じると思っていたのですが
「オシエテ」の「オ」は、「ヲ」にはなっていないようです。

(解説を書くにあたり、 池田 満 (著):「ホツマ縄文日本のたから」の解説文を参考にしております)
(このページの記載に、間違い等があった場合の責はすべて 無宗だ にあります。)


(感想)

「きぬかずき」などという言葉は今回初めて知りました。
(3)の意味を読んで、喜んでいます。(何やってんだか)
しかし、やはり、教育の基本は言葉ですよね。
-

補足
かずき かづき 0 1 【▽被/〈被衣〉】 〔動詞「かずく」の連用形から。「かつぎ」とも〕

(1)頭にかぶること。
「―せむ袂は風にいかがせし/玄々集」
(2)「衣被(きぬかずき)(1)」に同じ。
(3)負担。損失。
「跡には大臣が―にならうとままよ/浮世草子魂胆色遊懐男」

きぬかずき ―かづき 3 【▽衣▽被】 〔「きぬかつぎ」とも〕

(1)平安時代以降、身分の高い家の婦女子が外出する際、顔を隠すため頭から衣をかぶったこと。また、その衣。多くは小袖を用いた。結髪の発達した近世には襟肩を前に下げた小袖形に仕立てた。かずき。
(2) (1) をした女。
「物見ける―の/徒然 70」
(3)包茎。かわかぶり。
「わづかなるこまらの、しかも―したるを/著聞 16」


(引用の了解を頂いた池田 満先生に感謝いたします。)
なお、このアヤのさわりは、うまやど さんのブログ:「オノコロ こころ定めて」の
記事「和歌山にて詠める」にて紹介されています。


【ホ1-01】~【ホ1-12】キツのナと、ホムシサル、アヤ
に関しましては
当初、yahooブログにて公開していたものを転記いたしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です